[猫] 二十歳の猫、そのシンプルな生

今日で5月も終わり。
GW中に猫さんの容態が悪化・・・
いよいよもう。。。とすぐに悲観的になる私。




日の当たる時間が短く風通しも悪い1階土間に降ろしたら
みるみる葉が抜け落ち、か細い幹だけの
瀕死の状態となってしまったシマトネリコも
こんなに青々とした葉をつけ見事に復活したと言うのに。









鳴き声が

野太い声が復活しました。
元々、本当によく鳴く猫さん。
以前の住まいでは、隣家の方に『何匹飼ってるの?』と。
その時はもう猫さんだけだったけれど・・・




恒例のお水の催促。

『お風呂開けて〜』

『お水出して〜』




満足した後は、




ごろんっ、と
冷んやりとした蓋の上でスヤスヤお昼寝。
猫さんがここでお昼寝するようになると
いよいよ夏が近付いていることを実感。




薬にも慣れ・・・

朝晩3錠と1日おきに1錠のお薬。




鳴く力が戻ったのは
薬が猫さんの体に合って来たからかな。



でも、嫌がり方も勢いを増し
口に入れようとすると前脚で猛烈アタック!
それが恐ろしい程的確で、毎度遠くに飛ばされてしまいます。。



ようやく口の中に入れられたぁと安堵するも、
ベッドを取り替えてみると2錠、3錠と転がっていたり。。。
それが心臓の薬だと血の気の引く思い。



なので最近では、




うまく飲み込んでくれたらご褒美 ちゅ〜る。
薬を飲ませる時も、『ちゅ〜るちゅ〜るチャオちゅ〜る♪』と
CMソングを歌いながらなるべく楽しい雰囲気で。



夫にも薬以外の時にあげないでと念押しを。
 ・・・でもせがまれるとこっそりあげてしまう夫



こんなに好きなら、いっそ薬を混ぜてしまったら?



でも、なるべくちゅ〜るには混ぜたくないのです
万が一、薬が混ざっていることに気付き
食べなくなってしまったら・・・



GW中の 鳴かない、ゴハンも食べない そんな時も
ちゅ〜るだけは口にしてくれた。
だからちゅーるは、ギリギリまで
猫さんが大好きなままの状態にしておきたい。




シンプルな生

GW中、片足がぷよぷよと・・・
足の大きさが全然違っていることに気付いた時、

もうだめだ・・・歩けなくなるんだ

と決めつけ途方にくれたり・・・



うんともすんとも鳴かずゴハンも食べなくなった時、

寝てしまったらもう2度と会えないのでは

と就寝前に悲しみにくれてみたり・・・



とかく人は色々考え、
勝手に落ち込んだり悲しんだり苦しんだり。





人の思惑など御構いなしに・・・
自由気ままにどこまでも
伸びたいように成長を続けるオリーブの枝のように



猫さんも、
ずーっと変わらず シンプルに生きている。

寝むい時は寝る

喉が渇いたら水を飲む

お腹が空いたらご飯を食べる

そして尿をし便をする




20年も経てば自ずと体は衰える。
そんな当たり前のことを悲観するのは・・・人間だけ?



時の流れに逆らわず、運命を受け入れ、
あるがままになすがままに 毎日を生きる猫さん。




ある日の猫さんが

あ、あまりにも・・・




これって、寝てる・・・よね?
目を開けたまま。。
あまりにも、 ヘンだったので 思わずパチリと。




20年も生きていると
目を開けたまま寝るようになるのかな。
まだまだ進化している!?




水に挿すと、
ものすごい勢いであっと言うまに根を伸ばすアイビー。
周りを見渡せばシンプルな生命力に溢れている。



40代半ばを過ぎたら、
何かと悲観的にすぐ悪い方へ考えがちな私の思考。。
 ・・・だからこれが更年期ということ?



猫さんや植物たちの、
ジタバタすることなくあるがままを受け入れ、
ただ真っ直ぐ未来へ向かう潔い強さを見習い
貴重な人生の後半こそ、シンプル思考で生きて行きたい。



そんな当たり前に気付かせてくれて
ありがとう。






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